渋谷のハチ公像及び ハチ公生誕100年「HACHI100プロジェクト」

推薦対象:渋谷区・一般財団法人渋谷区観光協会・忠犬ハチ公銅像維持会(渋谷区)・
大館市・一般社団法人秋田県ツーリズム・忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会(大館市)
概要:渋谷駅前の銅像「忠犬ハチ公」。そのモデルとなった秋田犬ハチが生誕100周年を迎えた。時代や国境、行政の境界を超え愛され、言語や文化の違いに関わらずシンボルとして普遍性を獲得したハチ公像を推薦したい。
推薦理由:東京帝国大学農学部教授上野英三郎の愛犬ハチは、上野の死後も渋谷駅前で主人の帰宅を待つ姿が人々の心を打った。1934年(昭和9)年初代ハチ公像が完成、翌年ハチは亡くなった。第二次世界大戦の折、金属回収運動で銅像は供出されるが、1948年(昭和23)二代目ハチ公像が再建され現在まで愛姿を留める。
商店街のマークやコミュニティーバスのマスコットにも採用され渋谷区に深く根づく一方、有名なフォトスポットとして来日客が後を絶たない。生誕100周年を迎えハチ公の原点を伝える「HACHI100プロジェクト」は形に今一度命を吹き込んだ。
いまや渋谷駅の出口に「ハチ公」の愛称は定着し、複雑な動線から現在地を把握する助けとなる。記憶に残るシンボルはサインとの親和性も高い。渋谷駅や地域の案内サインへピクトグラムとして効果的に用いられ、スクランブル交差点の屋外広告物ではデジタルサイネージに登場し一躍注目を浴びた。ハチ公像の持つランドマーク性は重要だ。